薬剤師の転職:白衣以外(薬局以外)ユニフォームの調剤薬局 おしゃれができる職場 服装自由

業界事情

薬剤師と言えば、白衣で働く印象がとても強くありませんか?白衣で働く薬剤師が多数派であることは間違いないのですが、白衣以外で働ける職場が存在します。そこはいったいどのような職場になるのでしょうか?

薬剤師の就職先

薬剤師の就職先としては一般的に以下があります。もちろんメインは調剤薬局、病院、ドラッグストアになり、全体の7割を占めていると言われています。しかしそれ以外にも就職先は多くあるのです。これを見ればそれは明らかでしょう。患者からすると医療現場と言えば医師をイメージするかもしれませんが、確認してみると色々な職種があります。

  • 調剤薬局
  • 病院
  • ドラッグストア
  • 製薬会社
  • CRO企業
  • 公務員
  • 大学教授
  • 化粧品メーカー

薬剤師の中でおしゃれが好きな方、私服勤務をしたい方はそれ以外の業界を探すのがいいでしょう。それぞれの業界における服装はどうなっているのかを見ていきましょう。

調剤薬局、病院、ドラッグストア

調剤薬局、病院、ドラッグストアは医療従事者である薬剤師の7割が勤務しています。そもそもなぜ薬剤師は直接白衣を着ないといけないのか、質問してくる男性、女性も多いです。根拠は厚生省薬務局長通知の『薬局業務運営ガイドライン』にあります。デザイン、スタイル、タイプなどサービスにおける指定があるのです。地域などによる違いはありません。

薬剤師は、白衣、ネームプレート等を着用し、薬剤師であることを認識させること

引用元:ガイドライン

というように、ドクターや薬剤師はシンプルに良い白衣を着用し、ネームプレートを付けるよう義務付けられていることが分かりますし、制限があることがわかるでしょう。白衣に関しては白色である必要はありません。近年は、ピンク色の白衣などが登場してきているため、若干制約が薄れてきていますが、それでも厳しいことは間違いないでしょう。さらに店舗次第では規定もかなり厳しいケースもあるため、ネイルなども禁止していることもあります。

製薬企業、CRO企業

製薬企業やCRO企業は一般企業になります。しかし薬剤師の方が多数活躍している業界になり、ドレスコードも上記で挙げたような薬局などに比べるとラフな服装を認めているケースが多いです。さらにっこれらの業界でも、臨床開発部門は事務方になるため、リモートワークを導入しているケースもあり、かなり自由な環境で働くこともできます。自由度を求める薬剤師の方はこれらの業界がとてもお勧めです。

化粧品メーカー

化粧品メーカーはそもそもおしゃれが好きな方が多く、女性比率も多いうえに離職率も低いです。それもあってか、自由度がとても高く、おしゃれな服を着ている方がとても多いです。化粧品メーカーはおしゃれな薬剤師の方には一番お勧めの業界になりますが、求人が少ないため、入り込むのも難しいです。

公務員、大学教授

公務員は私服勤務を認めている職場もあります。そのため薬局などに比べると比較的ラフな服装で勤務することができます。これは大学なども同様になります。

業界によって文化が違う

以上のように業界によって文化や社風が全く違います。薬剤師の場合は転職できる業界がとても広いうえに選択肢も多いことから、自分の趣味や性格を考慮したうえで転職をした方がいいでしょう。転職は一般企業の場合になると、年齢でかなり厳しくみられていってしまう傾向にありますので、できるだけ早い決断が好ましいです。この瞬間があなたにとって人生で最も若い時期になります。あまり後悔しない選択をすることが重要です。

転職エージェントを活用

薬局などに比べると、製薬企業や化粧品メーカーなどは転職先がとても少ないです。企業の数がそれほど多くないため、自力で転職することは難しいです。転職エージェントは非公開求人情報を多数持っていますので、とてもお勧めです。人気ランキングでも上位の転職エージェントを以下で紹介しています。

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