第一三共の評判はやばい? 企業の口コミ一覧 会社の離職率、残業や激務、将来性について最新版を解説

企業評判

日本の第一三共株式会社の企業の口コミや元社員の評判はやばい?、激務の理由、離職率、社風、年収、評価について記事で一覧で解説します。国内におけるトップ5に入る会社と言われているのが第一三共です。とても給料も高いため就職を希望する方も多いのですが、その一方で、やばいという噂もあります。どういった懸念材料があるのでしょうか?

第一三共の会社概要、基本情報

第一三共株式会社(daiichi sankyo)は東京都にある日本大手の医薬、医薬品メーカーです。超人気企業なので口コミサイトでも多数の投稿があります。競合他社には武田薬品工業、アステラス製薬株式会社、イーライリリー、エーザイ株式会社、住友ファーマ、ノボノルディスクファーマ、協和キリン株式会社などがありますがいずれもホワイト企業です。良い評判が多い会社で気になれば株式会社のHPもチェックしましょう。非常に今後も運営が安定すると言われており、製薬のカテゴリでは最新の新薬が出ています。

会社名第一三共株式会社
本社所在地東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
設立1941
資本金500億円
売上金1兆448億9200万円
従業員数16,458名
平均年収1124万円
グループ会社第一三共ケミカルファーマ
第一三共バイオテック
第一三共プロファーマ
第一三共ヘルスケア
など
業種医薬品開発
URLHome

世界の製薬会社売り上げランキング 2022

2022年度の世界の製薬企業売り上げランキングでは第一三共は圏外になっており世界的には無名の会社です。ただし月給はとても高いです。実績は設立当時からしっかり出していますので安定しています。2021年、2022年になるにつれて比較的安定して上がっていっています。少なくとも中外製薬株式会社、武田薬品工業株式会社などと並ぶ一定の評価を受けている大手です。

No会社売り上げ
1ファイザー812.9億ドル
2ロシュ687.0億ドル
3アッヴィ562.0億ドル
4J&J520.8億ドル
5ノバルティス516.3億ドル
6メルク487.4億ドル
7GSK469.1億ドル
8ブリストル463.9億ドル
9サノフィ446.7億ドル
10アストラゼネカ374.2億ドル

引用元 : Answers

第一三共の福利厚生

福利厚生はさすが大手企業と言うこともあり、教育や手当の領域がかなり充実しております。またこの会社では独自のキャリアアップ制度があります。外部研修制度などもあるため、大きく充実したキャリアアップが可能となっています。休日は土日で年間休日は120日以上あります。トップクラスの幅広い豊富な手厚い待遇です。残業代や交通費の支給や家賃の補助もあります。

福利厚生事業所内保育施設、医療関連支援、各種社会保険完備、
社宅制度(一般物件の借り上げ)、財産形成支援制度、
自己啓発支援研修
年次有給休暇、リフレッシュ休暇、育児休業、
介護休業、介護休暇、看護休暇、
特別休暇
キャリアアップ制度自己成長申告制度、階層別研修、マネージャー育成研修、
選抜リーダー研修、外部研修

第一三共はやばい?評判はどうなっている?

第一三共は売り上げもとても安定していますから安泰と言えるでしょうが、Google検索でも「やばい」という言葉が飛び交っています。これから第一三共に転職を検討している薬剤師は参考にしておくといいでしょう。新卒でも中途でも入社して活躍できます。webでの口コミサイトのユーザーの回答者や投稿、報告の情報をもとに解説します。機会があれば見てみましょう。体制などにギャップを感じる時もあるようです。現在オフィスで直接専門職として積極的に挑戦できる風土です。

男女比、平均年齢

性別データで見ると、男女比は男性社員が若干多いようです。女性社員が少ない傾向にありますが、管理職登用もあります。20代後半から30代前半がとても活躍します。この点は全国にある他社より強いと言えるでしょう。公式からでも環境について調べることができます。

現時点では、人数比率的に男性が多いものの、働く上で女性であるためにやりづらいと感じたことはない。

引用元:Openwork

社風、評価制度

社風はとても温和な人が多く、人間関係は雰囲気はとてもまったりしています。評価制度はとてもクリアで年間の総合成績や昇格試験の適否などは、人事権を持つ管理職で1次査定、さらにそれが部署単位のマネージャー、上司の査定が入ります。そのため、やりがいや働きがいのある方ほど昇給、昇進していきます。年功序列になりやすいです。

面倒見がよく、雰囲気のいい人が多い。親切な人が多いので人はいいと思います。あとは配属地によると思います。

引用元:ライトハウス

平均年収

第一三共の場合はグループ会社がたくさんありますが、総じて正社員の給与は水準が高いです。派遣社員や契約社員の場合は賞与やボーナスがないため、落ちると思います。満足度は高い会社と言えるでしょう。

第一三共株式会社の平均年収は803万円、年収範囲は250~1600万円です(64人の正社員の回答)。

引用元:ライトハウス

離職率、勤続年数

第一三共の離職率は9%前後で、在籍、平均勤続年数は15年以上もあるため、ブラックどころか、ホワイト企業の一つと言えます。さらには福利厚生もかなり充実しているため、あまり離職率が高くないのも納得と言えるでしょう。ただし時期により早期の希望退職の募集は多く、異なる部署でも増えており問題でしょう。他の大企業と比べても質の高い社員がいますが海外でも仕事ができる主任クラスも辞めることがあり大変です。改善や対策も必要です。

 平均勤続年数 14.8年

引用元:求人ボックス

残業時間

第一三共では平均残業時間は約30時間/月です。さらに言うと、残業時間は部署によってかなり格差があります。忙しい部署だと残業が50時間以上になることも普通にあります。しかしその一方で、年収は1000万以上の方がかなり多いため、給料分の仕事をしなければならないという裏返しともいえるのです。勤務時間は社員次第ともいえます。有給休暇消化率、取得率はあまり高くありません。ワークライフバランスはあまりよくありません。

残業時間(月間): 30 h; 有給休暇消化率: 50 %

引用元:Openwork

入社難易度、面接選考

第一三共の就職難易度は高いです。求人情報もほとんど出ていないため、転職エージェントのサポートは必須でしょう。中途の場合はスキルと経験を重視して面談で見られますし、新卒の場合は学歴も高くないと採用される可能性は極めて低いです。企業研究、調査をして面接対策をしないと内定は難しいです。数年未満の経験でも厳しいでしょう。企業文化はスキルアップを常に求めて新薬の開発に関連した分野の大学の出身を求めます。

選考難易度 4.4/ 5.0

引用元:就活会議

女性の働きやすさ

育児休暇や、産休制度が最大級しっかりしているため、アルバイトなど雇用形態とわず優良で若手でも結婚や出産でやめていく女性がほとんどいないという強みがあります。全体として男性が比率が多く、男女差別がないため、男女均等に仕事を持っていくというスタイルです。女性だから楽をしたいという人にはある意味向いていない会社とも言えるでしょう。やはり育休などワークしながら子供がいてもフルで使えます。運営会社の経営陣は将来を見据えています。

製品数が多すぎ

第一三共は開発している商品の数がとても多いのです。分野もかなり広範囲に及ぶため、入社後は製品の業務知識に対する勉強が欠かせません。そのため、自主的に勉強ができる人でなければ厳しいかもしれません。決算を見てもあまり業績が落ちる見込みもありません。自身で新規の製品について学習が必要。

グローバル展開は失敗

第一三共は国内ではトップレベルの会社になるのですが、組織としてグローバルのエリアへ展開という意味では失敗しているのが実態。武田薬品やアステラス製薬に比べると、明らかに遅れていることはだれの目にも明らかと言えるでしょう。ただし売上高は年度で見ても安定はしています。主力製品の開発に合わせて取り組みを続けています。

異動が多い

大手の製薬企業ということもありますので、異動が多いです。とくにMR職などがとても顕著で、地方への異動が多くあります。これは都会はとても希望者が多いため、どうしても地方のような人気のない地域への移動が増えてしまいます。上場企業で風通しはよいです。

リストラ

製薬会社はどんどん仕事をCROのような下請け会社に流しています。これによりリストラが進んでおり、流れは完全に人件費カットに動いているのが実態です。そのため製薬会社へ転職するのはだんだん難しくなっています。基本は一部の例外を除いてCROなどに転職していきます。求職者は必要な経験をみて確認しながら転職が必要です。

第一三共は部課長職を中心に人件費削減に踏み切る。2017年4月、部長と、課長職に相当するグループ長に役職定年を設ける。部長は58歳を役職定年とし、グループ長は56歳、さらに19年4月から55歳に引き下げる。

 役職定年を迎えた段階で、60歳の定年を前に退職するか、役職のない社員として残るかを本人が選択し、退職する場合は割増退職金を支給する。役職定年の対象者は最大100人規模になる。目的は、部課長職の人員削減である。

 第一三共は14年12月に早期退職を募集した。「転身支援制度特別措置」による退職者数は513人(15年1月30日付)で、国内社員の5.6%に相当する。研究開発部門と“平成バブル入社組”がターゲットとささやかれたが、退職者の2割以上が研究開発部門だった。退職金は最大で給与の72カ月分が上乗せされた。40代で6000万円前後と大盤振る舞いだった。

引用 : Business journal

薬剤師が第一三共へ転職する方法

以上のように第一三共には逆風も吹いていますが、転職したがる方も多いです。それでは第一三共に転職をしていくにはどうしたらいいでしょうか。以下のような特徴を抑えて転職するのがいいです。上場している会社なので今すぐ研究をしっかりして効率よく転職しましょう。

内資系

第一三共は日本の会社ではあるので、昔ながらの日本人社会がとても馴染む人には向いています。事業がとても大きいので理由があれば社内異動でキャリアチェンジも可能です。経営企画、マーケティング、販売、営業、企画、人事、事務などの担当もあります。それでも厳しいならもちろん他の業界へ転職でしょう。水産、農林、建設、不動産、電気、機械、通信、IT、技術、福祉、食品、化学などの業界もあります。

最高レベルの給与水準

第一三共は平均年収も高く1100万円台になりますので、薬剤師の平均年収である500万円を超えています。管理職になれば1000万円越えも当たり前になります。そうなるためには20代や30代だとしても積極的なチャレンジ精神が求められるでしょう。基本的に人材は裁量で個人で満足できるキャリアが構築できます。優れた上司も多い状況で当社はプライベートも本当に安定します。所属している部署では大幅にプライベートが優遇されています。

管理能力

製薬会社は自社の業務をどんどん外注していますので、外部会社の業務や納品物を管理する能力が求められるようになっています。移行している部分が増えておりスケジュール管理、品質管理、さらには交渉や外注費用など色々な面における管理能力を求められるでしょう。中途半端な人材はいないので努力が求められます。昔と比べると大幅に要求される職能が変化しています。

狙い目の職種

薬剤師が転職するとなれば、臨床開発(CRA、DM、薬事)か研究開発(研究職)がねらい目になるでしょう。どの職も専門性が高いため、今までのキャリアの延長で仕事ができるような職種を狙うのがポイントです。未経験でも採用してくれる部門は存在します。

どうやって求人を探す?

製薬業界の場合、そもそも一般の求人サイトでは求人がないケースがほとんど。専門の転職エージェントに登録したほうが紹介をもらえるので登録することがおすすめです。専門性が高いので、専門で取り扱っているエージェントが最適です。サービス支援を受けることで転職成功できます。

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