薬剤師の転職:薬剤師はプライドが高い?エリート意識が強い理由 世間知らずの性格が多いのか? 

業界事情

薬剤師というとプライドがとても高くて扱いにくいイメージを持っている方は多くいます。薬局等に行って服薬指導を受けることも多いでしょうが、説明の仕方などが雑であったり、見下してくるケースも少なくありません。薬剤師はプライドが高いのはなぜなのでしょうか?

エリート意識が強い理由

以下のアンケートはTwitterでみつけたものですが、もちろん全体的な印象としてとてもプライドが高いと感じている方が、薬剤師であるかどうか関わらず多いことが良く分かっています。ではなぜ薬剤師はプライドが高いのか、その背景を探ってみました。医療業界の中でも、何げに結果として悪いイメージを持っている方が周りに多くいます。薬剤師は男性より女性が多いですが、なぜ高飛車なのでしょうか。

就職先が多く、年収も高い

薬剤師は平均年収が500万以上になり、さらに就職先も本当にとても多いです。薬局やドラッグストアなどに加えて、製薬会社や公務員、大学教授なども視野に入ります。さらに仕事も選び放題になるため、高飛車になる薬剤師がいても不思議ではありません。特に製薬会社で管理職になると、年収は1000万越えも十分可能になります。勉強ができること、必要な知識、経験も多いため、給料は高いです。

世間知らず

薬剤師の中には世間知らずなタイプが多く紛れています。両親が医師である場合や、経営者の子供である場合は、あまり苦労もせずに生活して育ってきているため、こんなお坊ちゃんやお嬢様がとてもおおいです。また学費もとても高いため、ある程度資金力のある家庭でなければ薬剤師にさせることもできません。そのためか、色々な意味で自分の周辺しか見てこなかった方も多くいるのです。

専門職

薬剤師は誰もが認める専門職の一つです。薬のことに関しては誰よりも知っています。専門家はどの分野でも高飛車なタイプは多くいます。それがゆえに接客業務の中で、相手に対して無意識に失礼な態度を取ってしまう方も少なくありません。ただしやりがいがないとなかなか続きません。

挫折を知らない

薬剤師の中にはあまり挫折を知らずに育ってきたパターンもあります。世間一般の就職活動では数十社に応募して、その中から数社しか採用をもらえません。しかし薬剤師の場合は地方になればなるほど、選び放題になります。面接を受ければ基本的に内定をもらえますし、むしろ会社側が頭を下げてきてもらうために説得するケースも多いのです。このような環境で生きていると、エリート意識が芽生えてしまうのも仕方ありません。

薬剤師に関して知っておくべきこと

以上のように薬剤師は高飛車なイメージが定着しつつあるようですが、決して薬剤師自体が花形の職業か?と言われたらそういうわけでもありません。実は薬剤師は高給と言われながらもつらい部分もたくさんあります。

接客業務がある

薬局やドラッグストアなどの職種においては患者への接客業務が主要業務の一つになります。いくらエリート意識を持っていたとしても、相手のために対応することが仕事になりますから、無礼な態度を取ることは許されません。決して薬剤師も楽な仕事ではないということなのです。

給料なしで働くこともある

病院薬剤師の場合は給料なしで研究会や学会発表などに出席することもあります。これは特に病院薬剤師の大きな悩み事になっており、これが不満でやめていく薬剤師も多いです。強制参加イベントになるため、なおさら不満を持ちやすいのです。薬剤師は評価されるにあたって常に努力を求められます。

閉鎖的な環境

薬剤師は薬局やドラッグストアなどのとても閉鎖的で看護師よりも人間関係も深くなりがちな職場で勤務しなければなりません。そのためか、いじめやセクハラなどもとても多い職場として有名です。そのため、決して薬剤師の職場は圧倒的に恵まれているというわけでもないのです。

リストラが続く製薬業界

製薬業界は薬剤師が最もうまく大きく稼げる業界であり、多くの薬剤師が活躍している業界ですが、ここ数年製薬業界はコストカットと人員削減に乗り出しています。解雇される方もとても多く、それは薬剤師も同様になります。薬剤師は転職は簡単ですが、製薬業界から異業種になると、かなり高い確率で年収は落ちます。

薬剤師は楽ではない

以上のように薬剤師はそれほど楽な職業ではないことが良くわかるはずです。もし今の職場に不満を持っている方や、倒産のリスクがある場合は早めに転職の用意をしておいた方がいいです。転職エージェントは非公開求人を多数持っていますから、転職活動がかなり有利に運べます。

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